卵油レシチンは健康食品!認知症にレシチンが役立つ理由

桜の季節

糖尿病や心臓病など、加齢とともに発症する確率が大きいのは、生活習慣病が代表的ですが、
脳の老化による機能障害が引き起こすものに、老人性認知症があります。いわゆるボケですが、血管性認知症とアルツハイマー型認知症、このふたつで全体のおよそ八割を占めています。

性別によって異なる認知症のケース

その他、認知症の種類の中には、脳の前頭葉と側頭葉が委縮することで起きるピック病もあり、この病気は、前述のアルツハイマー型とは異なり、五十代/六十代の男性に多いのが特徴的で、1892年に報告した精神医学者のアーノルド・ピック博士の名前が由来だそうです。

日本人の場合、男性は脳血管性認知症が圧倒的に多く、女性はアルツハイマー型が目立ちます。また、脳血管性認知症は、脳の神経細胞を養う毛細血管まで、より十分な血液が届かないため、脳の機能低下を起こし、アルツハイマー型は、脳全体が委縮することで発症します。

認知症の予防に期待できる卵油とは

認知症を予防改善させるためには、神経細胞との間をつなぐドーパミンやアセチルコリンなど、神経伝達物質を生成する成分を摂ったり、体内の血液の流れを良くする食品を摂ることが大切。卵油に含むレシチンには、神経伝達物質のコリンがあり、正常な神経発達に役立ちます。

つまり、卵油には身体を構成する際に、大切な基礎物質であるレシチンが多く含まれています。レシチンという言葉はあまり聞きなれない、初めて耳にするという方もいるかもしれませんが、卵黄を意味するギリシャ語の「レキトース」が語源で、まさにその語源のとおり。

また、レシチンは脂質の一種で、リンを含んでいるために、リン脂質の一つとされていますが、脂質といっても、エネルギー源として使われたり、体内の皮下などに蓄えられる脂肪と異なり、身体の各組織、特に神経系の部位を構成する際に欠かせないものと言えるでしょう。

脳の活力に欠かせない卵油レシチン

人間の細胞の数は七十兆個とも言われ、一秒間に約五十万個が死滅と誕生を繰り返しています。これら細胞の一つ一つにレシチンが含まれ、体重六十キロの方だと約六百グラムにもなります。また、レシチンは肝臓や脳神経系など、特に大切な組織の細胞に多く含まれています。

アメリカのある大学の研究によると、精神的に不健康な方の脳には、正常時の約半分の量しか、レシチンが含まれていなかった報告があります。食生活など、摂取するレシチンが少なければ、少ないほど、体内を構成する際に欠かせない重要な脳の活力は減退してしまいます。

このように、脳が本来の機能を十分に発揮するためには、多くのレシチンの量を必要とします。そのため、レシチンは頭脳食品・健脳食品とも言われています。もし、レシチンが不足すれば、イライラや脳の疲れ、神経消耗や精力減退、認知症や神経衰弱などが起こります。